自分が初めて作ったシステムは惨敗でした【本業ネタです】

本業でExcelのVBAを使って、システムを組んでいます、というお話を先日しました。

お話をユーザーさんから頂いて、初めて自分なりに作ってみたシステムを上司に報告して、レビューを受けてみました。

結果は・・・・・惨敗でしたorz

実は上司も、片手間で同じような要件定義からシステムを組んでみたらしいのです。見せていただいたのですが、私のとは比べ物にならないくらい完成度が高く、ユーザビリティにも配慮したシステムでした。

同じ要件定義からスタートしたはずなのに、私のシステムは、「私が動かす時には何とかなる」というものだったのです。ファイルのパスを直にシステムに入れ込んでしまっている時点で、気づかなければいけなかったのです。「ユーザーが使いやすいように」と気を配ってやっていたものの、上司の組んだシステム(何度も言います。片手間で作ったものです)が遥かに優れており、それを見た後では、私の作ったシステムが「独りよがりの何物でもない」と感じました。正直、その程度の完成度でレビューをお願いした自分も恥ずかしいと感じました。

上司は幸い、優しい方なので辛辣なコメントはありませんでした・・・。感謝します。
自分の中ではもう、打ちのめされたリトルたなちよが昇天しかけてました←

とまあ、本業で初めて作ったシステムの初レビューはこういう結果になりましたが、いつまでも落ち込んでいられません。納期もありますし、何よりユーザーさんが待っています。

上司は「これを参考にしてくれて良いし、一部システムを使ってくれても良い。これが良いかどうかはまだ分からない」と優しいお言葉・・・(´;ω;`)。もう、神です。チャンスをくれている今の状況に感謝しつつ、まずは上司が作ったコードを一から読み解いて理解し、何故こういう作りにしたのか、なぜこういったコードを書いたのか、把握してみることにしました。コードも読みやすかった((´;ω;`))そうしてみると、ユーザーに配慮した仕込みが随所に散りばめられていて、その気遣いに感服いたしました。ユーザーさんの仕事作業をイメージしながら作られている感じが伝わってきました。

歴が〇十年以上の先輩です。先輩が作ったものを超えられる気がしない・・・と当初は思っていたのですが、張り合う必要はないと気づきました。上司はいつも、考えるヒントをくれます。「自分で考えて自分なりに作ってほしい」という思いが込められているのだと思います。口癖は「背景まで捉えること」です。イメージして、背景まで捉えることが出来て初めて、システムを作る人間は、設計書を作り、それに基づいてコードを書いていけば良い。ほとんど出来上がった状態で、あとは最後の細かな調整をユーザーさんとしていくだけ。と。

子供の体調不良で仕事を休んだ日を取り戻すように、本業へコミットした1週間でした。初レビューは惨敗でしたが、気づきの多い1週間でもありました。来週は、自分が作ったシステムを再構築して、再びレビューをかけてみようと思います。

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