【DB】スクリプトの流し込む順番

一般的なスクリプトの実行順序

データベーススキーマを構築するSQLスクリプトでは、以下のような順序でコマンドを記述・実行するのが一般的。

1. DROP文（開発環境などで再作成する場合）
   • 既存のテーブル、シーケンス、型などを削除するDROP TABLE, DROP SEQUENCE, DROP TYPEなど。これにより、スクリプトを繰り返し実行してもクリーンな状態から開始できます。ただし、本番環境では注意が必要です。
2. CREATE TYPE文
   • カスタムデータ型（ENUMなど）の定義。
3. CREATE SEQUENCE文
   • 明示的に作成するシーケンスの定義。
4. CREATE TABLE文
   • テーブルの定義。この段階で、先に定義された型やシーケンスを参照できます。
5. ALTER TABLE文（制約やインデックスの追加など）
   • テーブル作成後に追加する外部キー制約、ユニーク制約、インデックスなど。
6. CREATE INDEX文
   • インデックスの作成。
7. CREATE VIEW文
   • ビューの作成。
8. CREATE FUNCTION / CREATE PROCEDURE 文
   • 関数やプロシージャの作成。

この順序を守ることで、依存関係によるエラーを避け、スムーズにデータベーススキーマを構築することができる。