【はじめに。。。】
ここでは、以下のYouTube動画をみて、スライドや発言を、自分なりに勉強用として文字に起こしてまとめています。書いた内容は、あくまで自分がわかるように記録した個人的なメモです。
出来るだけリンクを貼っているYouTubeの動画を見て情報を得ていただくと、細かなニュアンスも伝わりやすいし、間違いがないと思います。
【冒頭メモ_φ(・_・】ChatGPTは。。。
分かんないことを聞くためのツールではない
現時点では、秘書さんに近いものと考える
OPEN AI社が公開した対話型AI
ユーザーの様々な質問や命令に、高度に対応してくれる
専門家に聞く前にChatGPTで下調べをしてから聞きにいくという使い方ができる
知ったかぶりの大学生に聞いているようなイメージ
質問をするな。命令をしよう。
用途の例
・クロスレビュー(複数の観点からの意見や考え方・見解をきく)
「私たちは、新しい音楽のサブスクリプションサービスを改発します。法務の観点から箇条書きで、注意点を3つ教えてください。」
「ファイナンスの観点から箇条書きで、注意点を3つ教えてください。」
他にも「エンジニアの観点から〜」、「お母さんの観点から〜」、「おばあちゃんの観点から〜」という別の視点からの意見を聞く。
・改善レビュー(知識を聞くんじゃなくて、ノウハウを聞く。作業してもらう)
「あなたはプロの編集者です。以下のプロダクトタイトルを、より注目や興味を集めやすいタイトルにするにはどうすればいいでしょうか?具体的な改善点を5つ提案してください。
テキスト:
「よくわかるChatGPT」
出力:
」
・危険度チェック
ChatGPTの仕組み
手前の文に、確率的にありそうな続きの文字をどんどんつなげていくAI
このAIに、5兆語ぐらいトレーニングしたら、なんかとても頭がよくなってしまった。
・手前の後に続きそうな単語をつなげてるだけ
・真の意味の知性ではない
会話してるように見えるけど、手前の会話の過去ログに、確率的に続きそうな文をつなげているだけ。
英語に比べて、日本語だと精度が落ちる⇨翻訳機能を使う手もあるがレスポンスがどうしても余計にかかってしまう
ChatGPTの注意点
・「手前の後に続きそうな単語をつなげてるだけ」⇨極端な知識やアイデアは出してくれない。一番無難な答えを返してくる。
・「手前の後に続きそうな単語をつなげてるだけ」⇨真実の保証はない。自分が知らない分野でも「一番確率が高そうな文章」をつなげて、ナチュラルに嘘や知ったかぶりをする。
・「ネットのテキストから学習してる(GPT3)」⇨世に出回ってない情報は含まれていない。開発された2021年より未来の情報は把握してない。
・「ネットのテキストから学習してる(GPT3)」⇨みんなの持つ偏見は、「確率的に高い情報」として背負っている。例えば「結婚式」の話をしたら、たいていは西欧式かも。
深津さん著「世界変革の前夜は思ったより静か」
これはあとで検索して読みにいこう_φ(・_・
ChatGPTをうまく使うコツ
GPT3は「確立上一番ありえそうなもの」を答える。
「確立上ありえそう = 無難な返答」
可能性空間を限定する
空間を絞ればその空間でもっとも可能性の高い答えが得られる
さまざまな条件で、GPT3の可能性空間を限定すれば答えの品質や方向性をコントロールできる
回答の可能性の空間を限定しよう1
「文脈や前提情報を与える」
回答の可能性の空間を限定しよう2
「役割を与えて限定する」
回答の可能性の空間を限定しよう3
「品質を限定する」
返ってくる確率をコントロールする
可能性空間を限定すればするほど精度が高くなる。限定しすぎると返答が得られなくなるので、その塩梅を調整していく。
英語で命令しよう
中学生に聞いてるのか、大学生に聞いているのかの違い。だいぶ違う
英語の方が確度が高くてコストも安い、通信レスポンスもかからない
深津式汎用プロンプト・システム
#命令書:
あなたは、プロの編集者です。
以下の制約条件と入力文をもとに、最高の要約を出力してください。
#制約条件:
・文字数は300文字ていど。
・小学生にもわかりやすく。
・重要なキーワードを取り残さない。
・文章を簡潔に。
#入力文:
<ここに入力文章>
#出力文:
・ロールを明確にする
・入力から出力を作ることを明確にする
・何を出力するかを明確にする
・マークアップ言語を用いて、本文でない部分を明確にする。
・命令を箇条書きで明快にする。
・さまざまなワードで、AIの出力しうる空間を、積極的に狭くしていく。
さらに精度を上げていくのに必要な魔法の呪文。。。チャットの最後にこう書く。
このタスクで最高の結果を出すために、追加の情報が必要な場合は、質問をしてください。
最初にChatGPTにベストプラクティスを聞いてから、ベストプラクティスを命令する。
会話をして無限の空間を破壊して、可能性空間を限定していく。
確率上高いことを返してくるマシン(サイコロを振っている)とやり取りして、どう可能性空間を限定していくのか、につきる。
人間に残されている仕事とは?
「最終決定をする」こと
「責任をとる」こと
入口と出口、中間で味見をする仕事
食わず嫌いはよくなくて、なんでも触って試してみると良い
今後
このChatGPTとどう付き合うかで、自分の様々なタスクや作業の生産性を上げることが出来そうです。
また、どうAIと向き合って、どう生活に取り入れていくのかは自分の中で最近の課題になっていました。
この動画をみてある程度、GPTがどうやって動いているのかが理解できたので、うまく可能性空間をコントロールしながら対話をして、信憑性の裏付けを行いながら、有能な秘書さんとして扱えるようになりたいですね^^